「フェルスタッペンは首の痛みはあるが驚くほど元気」とレッドブルF1。クラッシュ後、モナコの自宅で静養中

 レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、2021年第10戦イギリスGP決勝でのクラッシュで身体に大きな衝撃を受けたものの、急速な回復が見込まれ、次戦ハンガリーへの影響はなさそうだ。

 フェルスタッペンは月曜早朝にモンテカルロのアパートに、フィジオのブラッドリー・スキャンズとともに帰宅、自宅で身体を休めている。

 ルイス・ハミルトン(メルセデス)との接触の後、コースオフし、タイヤバリアにクラッシュした際にフェルスタッペンが受けた衝撃は51Gにおよんだといわれる。

 レッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコは、ドイツやオーストリアのメディアに対して頻繁にコメントするなかで、フェルスタッペンの現在の状況について、こう述べている。「マックスは驚くほど元気だ。もちろん首の痛みはひどいがね」

2021年F1第10戦イギリスGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とヘルムート・マルコ(モータースポーツコンサルタント)

 しかしこの症状は2、3日のうちに自然に解消し、次戦ハンガリーGPを迎えるころには完調に戻るだろう。

 フェルスタッペンの公式サイトでは、クラッシュの翌日に、すでに彼が「比較的元気」な状態だったと報告している。
「彼のキャリアのなかで最も大きなクラッシュだったが、特に上半身がまだこわばってはいるものの、けがはない」

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