第17回JAえちご上越旗争奪幼年野球大会はこのほど、上越市少年野球場で準決勝、決勝が行われた。決勝では新井ジュニアが5―4で源入幼年野球に勝利し、参加24チームの頂点に立った。
時折雨のぱらつく空模様での決勝は、一進一退のシーソーゲームとなった。
初回に新井が1点先制、三回に追加点を挙げて2―0とし、試合の主導権を握ったが、源入が五回裏に6番西戸大地選手(有田小5年)の適時打など一挙4点で逆転した。一転して追い掛ける立場となった新井は六回表、7番内記都偉(ないき・とい)選手(新井小4年)の適時打など3得点で逆転。その裏、粘る源入を振り切って栄冠を手にした。
新井の手塚満宏監督(54)は決勝を「ピンチの連続で、総力戦だった」と総括。よく踏ん張って、優勝してくれた」と選手たちをたたえた。寺島帆南(はんな)主将(上越教育大附属小6年)は「全員が全力でプレーした」、最優秀選手賞の内記梨央選手(新井小6年)は「逆転されても最後まで諦めなかった」とそれぞれ激闘を振り返り、優勝を喜んだ。
最終日の結果は次の通り。
▽準決勝
大潟フェニックス
00010 1
1400× 5
源入幼年野球
(大)丸山、小山悠―五十嵐和
(源)石田悠―南雲
▽三塁打 水瀨(大)松浦(源)
春日新田ユナイテッドファイターズ
1011 3
1040 5
新井ジュニア
(春)植木、佐藤大知―佐藤大知、植木
(新)山﨑湊、内記梨―内記梨、安原
▽二塁打 佐藤大知(春)寺島2(新)
▽決勝
新井ジュニア
101003 5
000040 4
源入幼年野球
(新)寺島、内記梨、寺島、山﨑湊、小林―内記梨、安原、内記梨
(源)石田、松苗、松浦―南雲
▽三塁打 羽深(新)▽二塁打 内記都、山﨑湊(新)松浦(源)
◇個人賞
▽最優秀選手賞 内記梨央(新井)▽優秀選手賞 竹内悠斗(源入)▽敢闘選手賞 佐々木奏太(春日新田)平原圭祐(大潟)