元マネーの虎・南原竜樹氏が小山田圭吾に怒り 「いじめではない。虐待以上です」

怒り心頭の南原氏(本人のユーチューブから)

人気アニメ「ちびまるこちゃん」ゆかりの静岡市が小山田圭吾編曲のPRソング「まるちゃんの静岡音頭」の使用を停止するなど、小山田の過去のイジメ発言への制裁は止まらない。

そんな中、実業家の南原竜樹氏はユーチューブチャンネル「南原竜樹 冷徹な教え」に【絶対に許せない】「小山田圭吾氏が一生背負う十字架について話します」と投稿した。

南原氏は「メチャクチャ怒っていることがあるます。小山田圭吾、コーネリアス」と熱く語り出す。かつて日本テレビ系「マネーの虎」で「冷徹な虎」として人気を誇った南原氏がここまで熱くなるのは「テキーラ事件」(カリスマ起業家がテキーラ一気飲みゲームを強要し、若い女性が急死した事件)以来だ。

南原氏は「昔のいじめにせよ、あれはいじめではないと思っています。虐待、虐待以上です。僕はこういった精神的な虐待に関してはもっと罪を重くすべきだと思っています」と話し、凄惨ないじめについても「一生覚えていますよね。きっと一生恨みますよね。強姦とか、ああいったのも記憶から消えないです。僕は日本の刑法で精神的な打撃に対するものこれをもっと重罪にしたほうがいいと思っています」持論を展開。

そして南原氏は「こういった知的障害のある人をいじめて一生の重荷を負わせた小山田さん。あなたはたとえ全財産を出してでもお詫びすべきです」と結んだ。

さらに南原氏の怒りの矛先は、小山田擁護派にも向かった。オリンピック楽曲提供を小山田氏が辞任表明した際の、音楽プロデューサー田辺晋太郎氏の擁護ツイート「正義を振りかざす皆さんの願いが叶いました、良かったですねー!」を引用して、南原氏はこう語った。

「正義を振りかざす、当たり前じゃないですか。許されていい問題と許されていけない問題があると思います」

小山田のいじめ発言については、この20年間、ずっとネット掲示板に貼られ続けていた。五輪組織委員会がちょっとでも「小山田圭吾」とネット検索すれば、過去の行為はすぐに分かったはずだ。そんな小山田をなぜ起用したのか、不思議でならない。

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