宮沢の森愛護会 広報誌、節目の100号 発足27年で達成

横浜市瀬谷区

©株式会社タウンニュース社

100号記念紙を持つ今泉会長(左)と奈良部さん

宮沢と東山のふれあい樹林の管理などを手がける「宮沢の森愛護会」(今泉衛会長)が27年間にわたり発行し続けてきた広報誌「宮沢の森から」が6月30日、節目となる100号を迎えた。活動記録から地域の情報まで幅広く網羅してきた紙面で、住民への環境保護啓発にも一役買ってきた。

活動記録から地域情報まで

ふれあいの樹林は、市街地の小規模な緑地を保全・育成する横浜市の制度。宮沢1丁目にある「宮沢ふれあい樹林」(2・4ヘクタール)と和泉川沿いの「東山ふれあい樹林」(1・8ヘクタール)はともに1994年に開園した。

宮沢の森愛護会も同年に発足し、苗木の植え付けによる育林、草木の手入れ、夏祭りや自然観察会など地域とのふれあい事業などを担ってきた。2016年度には一連の活動が認められ、「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰を受賞した。

更なる発信に意欲

「宮沢の森から」は発足年に創刊。会員のコミュニケーション活性化や住民間の連帯意識醸成、次世代への継承などを目的に、広報記録部会のメンバーが編集している。会員の奈良部岩次さんによると、当初は年3回だったが現在は4回発行。A3両面印刷で1000部ほど作り、”情報リーダー”と呼ばれる会員を通じて地域に届けたり、行政や関係機関に配布している。

取り上げる内容は活動記録から地域行事、自治会・町内会の紹介など幅広い。100号記念紙には、同様の活動を行う「上矢部ふれあいの樹林愛護会」(戸塚区)の田崎春生会長や、行事などを通じて接点のあるいけばな草月流の崎本扇萠(せんほう)さんから祝いのメッセージが寄せられた。また、部会の新旧部会長である今泉滋さんと渋谷修さんらの寄稿や、”裏方”として支える情報リーダーへのアンケート調査結果なども盛り込まれた。

今泉会長は100号記念について「節目だけれど、通過点だと考えています」と更なる情報発信に意欲を見せる。また、これからは3年後の30周年に向けた取り組みを考えていく必要があるとし、「会員の高齢化が進むなかで、いかにして若い世代に参画してもらうか考えていきたい」と意気込んでいた。