東国原が元芸人・小林賢太郎氏の解任に「過去も含め、清廉潔白でならないといけない」

東国原英夫

元宮崎県知事でタレントの東国原英夫(63)が22日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~Go!Go!Smile!~」にリモートで出演。お笑いコンビ「ラーメンズ」時代のネタで、ユダヤ人大量虐殺に触れていたことが判明し、東京五輪開閉会式の演出トップを解任された小林賢太郎氏(48)について、言及した。

東国原は「ユダヤ問題はあんまり甘く見ないほうがいい。ホロコーストに対する揶揄とか言動は、国によっては厳罰に処せられるところもある。国際問題としては、障がい者のいじめも大問題だが、それ以上」と指摘した。

開会式を巡っては、作曲担当の小山田圭吾が過去に障がい者へのいじめ問題で辞任したばかり。

東国原は「SNS上では20何年前とか芸人時代に揶揄したセリフをいまさら、取りざたするのはどうのこうとあるが、五輪憲章もあるし、多様性もある。あらゆる差別をなくすというこのショーに携わっている人は過去も含め、清廉潔白でならないといけない。過去に過ちがあったら、是正、償うような行動をこれまでしていないといけない」と五輪に携わる以上、資質を問われるのは当然とした。

開会式に関しては挨拶や入場行進、選手宣誓、点火式だけで、他のショーやセレモニーはなくすべきと主張。フルパッケージでの開会式を強行すれば「国益を損なうような問題になりかねない」と危惧した。

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