韓国メディアが新型コロナ禍の東京五輪を「歴代で最もみすぼらしい開会式になる」と報じた。
韓国紙「国民日報」は、新型コロナ禍の深刻化の中でドタバタ劇が続いている東京五輪を特集。「聖火リレーより〝波紋リレー〟に注目。歴代で最もみすぼらしい開会式が開催される」と厳しい言葉を並べた。
同紙は大会を巡る状況として「大会関係者が開幕前から薬物、性暴行、学校暴力などに巻き込まれて波紋が起きている。選手村の前に立って旭日旗による極右団体のデモも続いている。選手村内では新型コロナウイルス感染症が拡散の危険に見舞われ、猛暑までおまけ付きだ。各国首脳も次々と開会式への出席を避け、歴代で最もみすぼらしい五輪開会式となる」と報じた。
日韓の間では東京五輪を巡って竹島（韓国名・独島）の表記問題や旭日旗の使用問題などで対立が深刻化している。
