【大東建託・いい部屋ネットレディス】渋野日向子が2アンダーの21位「明日以降もあせらず」

渋野日向子

国内女子ゴルフの「大東建託・いい部屋ネットレディス」初日(22日、北海道・滝のCC=パー72)、国内復帰2戦目の渋野日向子(22=サントリー)が3バーディー、1ボギーで回り、2アンダーの21位につけた。渡辺彩香(27=大東建託)が8アンダーの首位に立った。

約3か月ぶりの国内ツアー参戦となった先週の「GMO&サマンサカップ」は無念の予選落ちだったが、この日は徐々に復調しているところを感じさせた。インスタートの13番パー4で5メートルを沈めて、初バーディーを奪い、5番パー4は3打目を寄せきれずボギーをたたいたものの、危なげないプレーを見せた。

渋野は「今日みたいに安定したゴルフができれば、予選落ちしたり、カットライン近くで戦うことは少なくなってくると思う。今日は一打一打しっかり考えて打つことができた。明日以降もそれができれば、結果もついてくると思うので、あせらずやっていけたら」と、うなずいた。

個人的には、東京五輪に出場しているソフトボール日本代表から刺激を受け、しっかり結果にもつなげた。「昨日(21日)の女子ソフトボールの皆さんの勝利があったからこそ、今日も頑張れたし、明日以降も頑張れると思う。私も負けないように、皆さんのように楽しんでプレーできたらと思う」。

22日に39歳の誕生日を迎えた、あこがれの上野由岐子投手(ビッグカメラ高崎)への祝福コメントも求められ「私が言っていいのかわからないけど、お誕生日おめでとうございます。上野さんのようになれるように頑張ります」と語った。

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