海の日にぎわう 入り込み回復期待 なおえつ海水浴場

 4連休の初日となった「海の日」の日、上越市のなおえつ海水浴場は家族連れらでにぎわった。

海水浴客でにぎわうなおえつ海水浴場(22日午後1時30分ごろ)

 15日に海開きした同海水浴場は、この日午前中だけで約700人が利用し、今季一番の入り込み。長野県上田市から、友人家族と8人で訪れた女性は「子どもの受験や新型コロナウイルスの影響もあり、上越の海で泳ぐのは3年ぶり」と話し、開放感を楽しんでいた。

 同海水浴場管理所リーダーの岡森秋雄さん(75)は「熱中症、感染症対策に留意して、安全に海水浴を楽しんでもらいたい」と呼び掛けた。

 県発表によると、昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響と梅雨明けの遅れで、上越地域の各海水浴場は前年比70・4%減の計15万人の入り込み。関係者は今年、入り込み回復を願っている。

 同日午後3時までの最高気温は上越市高田で32・3度、大潟で・1度、安塚で31度糸魚川市糸魚川で31・2度、能生で30・3度。上越市地六六つの観測地点で「最も暑い時期を上回る」暑さとなった。

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