【浦和・プラチナカップ】重賞初挑戦のアンティノウス快勝 矢野貴「自信になると思います」

重賞初制覇を飾ったアンティノウス

浦和競馬場で22日に行われたSⅢ東京スポーツ賞・プラチナカップ(ダート1400メートル)は、中団追走から進出し、直線で早めに先頭に立ったアンティノウス(セン7・藤田輝)が1馬身差で押し切った。勝ち時計1分26秒7(良)。前年覇者で1番人気のベストマッチョは5着に沈んだ。

浦和初出走、しかも前走でオープンに昇級したばかりでの重賞挑戦。厳しい条件をはね返しての快勝に鞍上の矢野貴は「ゲートでも落ち着いていたし、いいスタート。道中はかからないように意識して、早めのタイミングでいけましたね。なかなかのメンバーを相手に結果が出たので、自信になると思います」と振り返った。

2着=ダノンレジーナ・本橋孝騎手「馬の状態は良く道中の位置取りもうまくいった。もう少し上手にさばけていれば何とかなったかもしれない…。悔しいです」

3着=マムティキング・本田重騎手「1400メートルまでならいいと思っていたので期待通りの走り。少し内にササったが、左回りも問題なかった」

5着=ベストマッチョ・森泰斗騎手「先行勢にはキツい流れだったが、それにしても頑張れなかった。返し馬から元気がなく、少し暑さを気にしていたのかも」

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