雨の青島、魅力PRも 宮大生が活性化案提言

地域住民らに向けて青島の活性化策を提言する宮崎大地域資源創成学部の学生ら

 宮崎市・宮崎大地域資源創成学部の1年生が考案した青島地域の活性化プラン発表会は16日、同市の青島グランドホテルであった。学生25人が4グループに分かれ観光活性化や防災力向上などの具体策を提言。地元住民や観光関係者らが耳を傾けた。
 地域活性化を学ぶ同学部の講義の一環。事前に行った地域散策やまちづくり団体、観光施設への聞き取りを基に提言をまとめた。
 入り込み客が減る雨天時の魅力づくりに注目したグループは、「『雨の青島』をテーマにした写真コンテスト」の開催を提言。別のグループは、国道220号青島バイパス沿いの展望台周辺に、親子連れが楽しめるアスレチック施設の整備を提言した。観光客向け避難マップの整備など防災面の充実を訴えるグループもあった。
 青島地域自治区地域協議会の小八重一美会長は「若者の新鮮なアイデアが多かった。地域の人たちとも共有したい」と話していた。

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