サッカー男子の韓国代表が22日、1次リーグB組初戦のニュージーランド戦(カシマ)に0―1で敗れ、まさかの黒星スタートを切った。
韓国は〝至宝〟MF李康仁(バレンシア)やオーバーエージ(OA)枠のFW黄義助(ボルドー)らが先発。チャンスをつくるもゴールが遠い展開になってしまい、0―0で迎えた25分にFWクリス・ウッドに決勝点を決められ、守り切られてしまった。ニュージーランドとは2008年北京五輪、12年ロンドン五輪で対戦したときに勝利しており、相性もよいはずだったが、今回はそれも通用しなかった。
1次リーグ同組はニュージーランドのほか、ホンジュラス、ルーマニア。「最高の組み合わせ」と韓国メディアが歓喜していたのがウソのような結果となった。一転して決勝トーナメント進出のピンチを迎え、韓国紙「スポーツソウル」は「ニュージーランドに衝撃負けの韓国、メダル戦線に赤信号」と失望感をあらわに報じた。