沖縄コロナ153人感染 「飲食業から家庭へ」県分析(7月23日朝)

 沖縄県は22日、新たに10歳未満から90歳以上の153人の新型コロナウイルス感染を確認した。新規感染者は3日連続で150人以上となった。県の糸数公医療技監は、直近3日間は飲食店や接待を伴う接客業で計28人の感染が確認され、飲食関係から家庭内に持ち込まれ、感染が広がっている可能性があると分析した。

 県内感染者数の累計は2万2323人。153人の居住地は那覇市33人、沖縄市24人、豊見城市15人、うるま市12人、浦添市11人など。推定感染経路が分かっているのは68人で、内訳は家庭46人、友人・知人と飲食が各6人、施設内と職場が各5人だった。直近3日間の新規感染者数は累計476人。このうち、感染経路が判明しているのは196人だった。新型コロナワクチンの「那覇クルーズターミナル接種センター」(那覇市若狭)は22日から運用が始まった。【関連記事】
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