小田原城前に観光拠点オープン カフェや物販、休憩スペースも

観光客の休憩スペースになる小田原市観光交流センターのカフェ=同市本町

 小田原城周辺の観光拠点となる小田原市観光交流センター(神奈川県小田原市本町)が22日、オープンした。隣接する新たな文化施設「小田原三の丸ホール」に先駆けてのオープンも「神奈川版緊急事態宣言」の初日とぶつかり、式典も関係者のみの静かな船出となった。関係者は「いずれ新型コロナウイルスが収束する日が来る。小田原の魅力を発信していきたい」と意気込んだ。

 市観光交流センターは2階建てで延べ床面積は約440平方メートル。観光案内所の機能のほか、カフェや物販、休憩スペースとしても利用できる。屋外にはイベントスペースやテラスデッキが設けられている。

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