エンゼルス接戦制す 前田痛恨の3ラン被弾、大谷3三振

【エンゼルス3-2ツインズ】@ターゲット・フィールド

3連敗中のエンゼルスは、2点を先制された直後の5回表にジャック・メイフィールドが2号3ランを放って逆転に成功。このリードを先発のアンドリュー・ヒーニーからマイク・マイヤーズ、ライセル・イグレシアスとつなぐリレーで守り抜き、3対2でツインズとの接戦を制した。7回4安打2失点の好投を見せたヒーニーが6勝目(7敗)、イグレシアスは20セーブ目を記録。ツインズ先発の前田健太は7回7安打3失点の力投を見せたが、4敗目(4勝)を喫した。

前田は大谷翔平との直接対決を3打数ノーヒットに抑えたものの、5回表一死から連打で2・3塁のピンチを招き、伏兵メイフィールドに2号逆転3ランを被弾。それ以外のイニングは走者を出しながらも無失点に抑えていただけに、痛恨の一発となった。試合直前に主砲ネルソン・クルーズを放出したツインズは、4回裏にウィリアンス・アストゥディーヨのタイムリー二塁打などで2点を先制したが、それ以降は無得点に終わり、前田を援護できず。前田の防御率は4.63となっている。

大谷は「2番・DH」でスタメン出場したが、前田と対戦した3打席は空振り三振、セカンドゴロ、空振り三振でノーヒット。8回表の第4打席はリリーフ左腕ダニー・クーロムの前に空振り三振に倒れ、4打数0安打3三振で今季の打率は.271、OPSは1.028となった。これで後半戦は6試合で24打数4安打(打率.167)。3三振以上の試合は早くも3試合目となり、27打席で14三振(三振率51.9%)と打撃の状態が心配される。

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