世界の航空会社の供給座席数、週8,000万席に回復 OAG調査

航空調査会社のOAGは、世界の航空会社による週あたりの供給座席数が8,000万席を突破するとの見解を示した。

新型コロナウイルスの感染拡大以降で最多となった。供給座席数は2020年1月より22%、2019年7月の同じ週より30%低い水準であるほか、座席利用率は通常時より15%〜20%低いことから、多くのフライトで通常の半分、3分の1の価格で販売しているという。

西ヨーロッパでは約120万席、北東アジアでは約80万席増加した。地中海ではヨーロッパの渡航解禁の恩恵を受けており、ワイドボティ機での運航便数の増加が著しいという。

厳しい乗り入れ制限を続けるオーストラリアでは、国際線の供給座席数が11万席以上あるものの、運賃の高騰は続いている。エティハド航空は平均3,359米ドル、ビジネスクラスでは7,626米ドルで販売しているという。

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