小林賢太郎氏解任で元相方・片桐仁も窮地 出演予定だったオンラインサイン会が中止に

片桐仁

〝代償〟はあまりにも大きかったようだ。東京五輪開会式の制作、演出を担当していた小林賢太郎氏(48)の解任に対し、米国のサキ大統領報道官も支持した。

小林氏は、過去にユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)をコントの題材にしていたとして組織委から解任された。複数の海外メディアによると、サキ氏は22日のホワイトハウスでの記者会見で「決定を支持する。不快な発言には異議を唱える」と支持するとともに、小林氏を痛烈に批判したと伝えている。

まさに四面楚歌となった小林氏だが、同罪とされるお笑いコンビ「ラーメンズ」時代の元相方、片桐仁(47)も窮地に陥っている。片桐は22日に所属事務所を通じて謝罪のコメントを出していたが、23日に予定されていたイベント「TBSラジオ『JUNKサタデー エレ片のコント太郎』公式完全読本 発売記念オンラインサイン会」が中止になったと、SHIBUYA TSUTAYAが公式ツイッターで発表した。同社は「今回の報道と現在の状況等を考慮致しまして、中止の判断をさせていただきます。」とツイートした。片桐は謝罪コメントで「若気の至りとは言えない」としていたが、取り返しのつかない事態となってきた。

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