【東京女子】荒井優希 プリンセスカップ1回戦敗退も新技・フルネルソンバスターには手ごたえ

愛野ユキ(右)に攻められる荒井優希

東京女子プロレス・23日の新木場1stRING大会でシングルのトーナメント「東京プリンセスカップ」が行われ、アイドルグループのSKE48から初出場した荒井優希(23)が愛野ユキに敗れて無念の1回戦敗退となった。

上野に対し、荒井はグラウンドでリストの取り合いを挑むなど果敢に攻め込む。時に逆さ押さえ込みなども見せて下克上を狙い、新技のフルネルソンバスターで意表を突いたが力及ばず、最後は愛と炎のフルネルソンでひねり上げられ無念のギブアップ負けとなった。

18年5月デビューと、プロレスでは3年先輩の愛野に完敗した荒井は「初めてこんなにキャリアが離れた先輩とシングル戦をしたのでやっぱり先輩の力強さとか壁の厚さをすごく感じました。これからすぐにでも帰って練習したいと思うくらい悔しいです」と悔しさをにじませる。しかし新技のフルネルソンバスターには手ごたえがあったとして「ちょっと新しい荒井優希を見せられたと思うので、これから勢いだけじゃなくて、いろんなことを学んでいろんな技ができる選手になりたいと思います」とさらなる成長を誓った。今後に期待だ。

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