男子日本代表、地元開催で前回の銀メダル超え狙う<東京五輪卓球競技見どころ>

<東京五輪卓球競技 7月24日~8月6日 場所:東京体育館>

東京五輪の卓球競技は7月24日から始まる。男子団体の試合は8月1日から最終日の6日にかけて行われる。

男子日本代表見どころ

写真:東京五輪事前練習での丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)/提供:千葉 格/アフロ

男子団体日本代表は、1回戦でオーストラリア代表と対戦する。張本智和(木下グループ)、丹羽孝希(スヴェンソン)、水谷隼(木下グループ)が代表として参戦するが、シングルス、ダブルスの起用に注目が集まる。丹羽・水谷の左・左ペアや、ドリームマッチで見せた張本・水谷ペアなどどの組み合わせでも対応可能な日本代表が初戦をどう切り抜けるのか見物だ。

写真:ティモ・ボル/提供:ittfworld

日本は準決勝でドイツまたはチャイニーズタイペイと当たる可能性の高い組み合わせとなった。前回大会では日本がドイツに勝利したが、ドイツもティモ・ボルやドミトリ・オフチャロフ、パトリック・フランチスカの三銃士でリベンジを狙う。先日のヨーロッパ選手権ではティモ・ボルが優勝、ドミトリ・オフチャロフが準優勝と五輪に向けて仕上げてきている。

チャイニーズタイペイも林昀儒(リンユンジュ)、荘智淵(チュアンチーユエン)、陳建安(チェンジェンアン)など粒ぞろいのメンバーで初戦のクロアチア代表に挑む。

中国は無敗の4連覇を目指す

写真:樊振東(ファンジェンドン・中国)/提供:ittfworld

日本やドイツと反対の山で、前回大会優勝国である中国は、優勝メンバーであった馬龍(マロン)や許昕(シュシン)の2名に、世界ランキング1位の樊振東(ファンジェンドン)を加えた最強の布陣で臨む。2008年の北京五輪から続く団体4連覇をかけて、初戦のエジプト代表に挑む。こちらも目が離せない。

写真:マティアス・ファルク/提供:ittfworld

このほか、マティアス・ファルク擁するスウェーデンや韓国、中国香港といった強豪国が五輪で初優勝を目指して初戦に臨む。

男子団体組み合わせ

図:男子団体組み合わせ/作成:ラリーズ編集部

文:ラリーズ編集部

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