ひろゆき氏 小林賢太郎氏の報道に「本来の意図とは全然違う翻訳が出回っている」

実業家のひろゆき氏(44)が22日、自身のユーチューブチャンネルでライブ配信を放送。東京五輪開会式のディレクター職を解任された元お笑いコンビ「ラーメンズ」の小林賢太郎氏(48)の海外での報じられ方について、自身の見解を語った。

小林氏は芸人時代に「ユダヤ人大量惨殺ごっこ」という言葉を用いたコントを披露。ユダヤ人系人権団体が非難声明を発表するなど、国際問題に発展している。

ひろゆき氏は「あのまま話が流れてしまうのはヤバイと思うんですよね」と提議。問題となったコントは子供向け番組のパロディで「通常あり得ない、やっちゃいけないことを並べてる中でそういう表現が出てくる」とし「良くないことの例として出したんですよね」と説明した。

その上で海外メディアではこの発言だけが切り取られ「レッツ・プレイ・ホロコースト」と表現されていることを指摘。「世界中の人がそれを見て、小林賢太郎ってコメディアンがホロコーストで遊ぼうって言ってることになっちゃうんですよ」と解説。

ひろゆき氏は「笑いの場所で言葉に出すのは不適切だよねっていうのは、それは確かにそうだと思います」としつつも「本来の意図とは全然違う翻訳が出回ってますよって、小林さんはもう言えなくなっちゃってるんですよね」と現在の報じられ方に疑問を呈した。

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