パドレスの地元紙「サンディエゴ・ユニオントリビューン」がレポート
ナ・リーグ西地区で3位につけるパドレスが、トレードの獲得候補としてツインズの前田健太投手を挙げていると、地元メディアが伝えている。
パドレスの地元紙「サンディエゴ・ユニオントリビューン」はパドレスの補強戦略に関する記事を掲載。その中で「パドレスは先発投手と、もしかすると外野手を補強すると見られている」と指摘されており、そこに前田の名前も挙がっていると伝えられている。
現在、ナ・リーグ西地区で3位のパドレス。首位のジャイアンツとは5.5ゲーム差につけており、同地区2位のドジャースと共にワイルドカードの圏内にいる。シーズン終盤に向け、トレードによる補強を画策しており、ダルビッシュ有投手のいるローテを厚くさせる先発投手を補強ポイントの1つに挙げているという。
ただ、「サンディエゴ・ユニオントリビューン」の記事では「パドレスは長期的な目で見ており、保有期間が2年未満のベテランを獲得するために、トップ4のプロスペクトを放出したり、巨額の資金を使うつもりはない」とも言及されており、若手有望株を手放すようなトレードには消極的なよう。
前田の在籍するツインズはこの日、主砲のネルソン・クルーズをレイズにトレードで放出したが、パドレスもこのクルーズ獲得に動いていたという。ツインズはア・リーグ中地区で4位に沈み、プレーオフ進出が厳しい状況となり、来季以降に向けた動きにシフトしつつある。果たしてパドレスの動きは本格化するか。今後の動向から目が離せない。（Full-Count編集部）
