【ホンダ N-BOX内装解説】大人気なのも納得! そのワケは使いやすすぎるカップホルダーと視認性バツグンのメーターにあった

売れに売れているホンダ N-BOX。今や老若男女問わず支持されており、現代の国民車といっても過言ではないほど。エクステリアデザインもさることながら、実はN-BOXの内装は痒いところに手が届くとも言えるほどのデキなのだった。そこで今回は改めてホンダ N-BOXの内装を解説していく。

ホンダ 2代目N-BOX[2020年12月24日マイナーチェンジモデル] [Photo:Honda]

メーター内のモニターにナビ情報を表示!? N-BOXのメーターは視認性も使い勝手も素晴らしかった

一見するとかなり高い位置に設置されている印象を受けるN-BOXのメーターだが、実際に乗り込むと非常に見やすいのだった

まずN-BOXに乗り込んだ際に目に飛び込んでくるのは、見やすいメーターである。一般的なクルマはステアリング前にメーターが設置されているが、N-BOXの場合ステアリングより上に配置されている。

視界が悪そうと思うなかれ、むしろ一般的なメーターよりも視認性がバツグンなのだった。とくに走行中に速度を確認する際など、目線を落とすことなくチェックできるのだった。

メーター内左端のモニターにはさまざまな情報を表示してくれるのだ。ステアリングスイッチで表示切り替えが可能なのも嬉しいポイントだ

そしてメーター内には右から速度計、エンジン回転計、そして左端にはモニターが設置されており、これこそが超便利なのだ。

というのもこのモニター内には燃費や航続可能距離、そして天気まで表示されるのだ。そして純正ナビを取り付ければ、ナビやオーディオといった情報も映し出してくれるのだった。

先の話と被ってしまうが、インパネ中央に設置されているナビモニターに視線を移すことなく、メーターだけで全てを完結できるのは嬉しいポイントだ。

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カップホルダーの設置位置に注目! さらにスマートキー置き場もかなり便利

使わない時は収納できる引き出しタイプなのも嬉しいポイント。そして運転手が足を開いても干渉しない位置に設置されているのも評価ポイントだ

そして収納スペースも文句の付け所のないデキなのだ。とくにカップホルダーの設置位置が秀逸で、運転席側の吹き出し口に一つ。そして運転席と助手席間に収納式のカップホルダーを設置している。

じつはこれが非常に使いやすいのだ。本来は助手席用なのだが、運転席からでも手の届きやすい位置にあり、人によってはこちらをメインに使うも多いという。

キーケースなどにスマートキーを取り付けていれば問題ないが、筆者の様にそのままの状態で持ち歩く人にとっては、このスペースが重宝するのだ

そして置き場所に困りがちなスマートキーを置くスペースを運転席側のカップホルダー横に設置しているほか、助手席側にはティッシュボックスも収納できるすスペースを確保しているのだ。

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どんな進化を果たすのか!? 新型N-BOXの内装の進化に期待

今回はホンダ N-BOXの内装、とくにメーターの使い勝手と秀逸なカップホルダーを中心にご紹介してきた。どれも売れるのは納得のデキであり、文句の付け所がないほどの完成度である。

それだけに数年後に登場するであろう、新型N-BOXがどのような進化を遂げるのか今から楽しみだ。

【筆者:MOTA編集部 木村剛大】

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