インディアンスの新球団名が「ガーディアンズ」に決定

日本時間7月23日、クリーブランド・インディアンスは新球団名が「ガーディアンズ」に決定したことを発表した。昨年7月に球団名の変更を検討していることを明らかにし、同年12月には少なくとも2021年シーズンまではインディアンスの名称を使用することを発表。その後、新球団名の候補の選定が開始され、初期段階で1000を超える候補がリストアップされていることが明らかになっていたが、その膨大な候補のなかから最終的に「ガーディアンズ」が選ばれた。

クリーブランド・ガーディアンスという名称は来季から使用されるとみられるが、正式な球団名変更の日付はまだアナウンスされていない。

新球団名の決定にあたり、4000人以上のファンが議論に参加するために会員登録し、4万人以上のファンに対する調査が行われたほか、ファンやスタッフ、地域社会のメンバーに対して合計140時間に及ぶインタビューが行われた。その結果、新球団名はクリーブランドの街とのつながりがあり、チームの豊かな野球の歴史を守り、地域社会を団結させるものが相応しいとの結論に至った。

ガーディアンズという名称とクリーブランドのつながりは、ホープ・メモリアル・ブリッジに設置されたガーディアンズ・オブ・トラフィック(交通の守護者)にある。橋の両側にあるこれらの彫刻は街の進歩を象徴していると言われている。

インディアンスは球団名変更に関する特設ページのなかで「守ること、見守ること、防御すること。クリーブランドの人々にとって、これは生き方の1つです。私たちは自分が信じるもののためにともに戦います。もし打ちのめされても、お互いに立ち上がり、戦い続けます。私たちは回復力があり、一生懸命に働き、この街とお互いに対して忠誠心を持っています。それがクリーブランド・ガーディアンズということです」と新球団名について説明している。

球団名とともに球団ロゴなども併せて発表されており、今後長きにわたって愛されていくことになりそうだ。

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