橋本聖子会長 無観客の国立で「世界の皆さま、日本へようこそ! ようこそ東京へ!」

あいさつする橋本聖子会長(ロイター)

大会組織委員会・橋本聖子会長(56)が開会式で「この開会式をご覧になってる皆さま。世界の皆さま、日本へようこそ! ようこそ東京へ!」とあいさつした。

続けて「大会の開催を受け入れていただいた日本の皆さま。開催実現のためにともにご尽力をいただいたIOC、日本国政府、東京都の関係者のみなさまありがとうございます」と感謝を述べた。

また「世界中のアスリートが五輪の旗のもとにオリンピックスタジアムに集いました。お互いを認め尊重し合い、1つになったこの景色は、多様性と調和が実現した未来の姿そのものです。これこそがスポーツが果たす力であり、オリンピックが持つ価値と本質であります」とオリンピックの開催意義を話した。

最後に「私たち組織委員会は半世紀ぶりとなるこの東京大会が、後世に誇れる大会となるよう、最後までこの舞台を全力で支えて参ります」と決意表明した。

オリンピック開催までに開会式における作曲を担当していたミュージシャンの小山田圭吾が、過去の〝いじめ自慢〟報道で19日に辞任。前日にもショーディレクターの小林賢太郎氏が芸人時代のコントでホロコーストを揶揄したとして解任されるなど、ゴタゴタが続いていた。

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