長嶋茂雄氏、王貞治氏、松井秀喜氏の国民栄誉賞3氏が国立聖火リレーそろい踏み

聖火リレーに登場した(左から)王貞治氏、長嶋茂雄氏、松井秀喜氏(ロイター)

東京五輪の開会式で、長嶋茂雄氏(85=巨人軍終身名誉監督)、王貞治氏(81=ソフトバンク球団会長)、松井秀喜氏(47=ヤンキースGM特別アドバイザー)の国民栄誉賞3氏がそろい踏みした。

開会式は午後8時スタートだったが、3氏が姿を見せたのは選手団の入場、開会宣言などが終わった午後11時39分すぎ。SNSなどでは「長嶋さん、もう寝ている時間なのでは?」との心配の声も上がっていたが、聖火を手に会場に登場した柔道五輪3大会金メダリストの野村忠宏氏、レスリングの吉田沙保里から3氏が聖火を受け継ぐと、数10メートル歩を進めたのちに、次の走者に聖火を託した。松井氏が長嶋氏の背中を右手でしっかり支えていたのが印象的だった。

とくに長嶋氏は「東京五輪で聖火ランナー」を、リハビリの目標に掲げていたこともあり、悲願の出場となった。

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