【五輪開会式】聖火最終ランナー・大坂なおみ 大役を終えて「人生最大の功績と栄誉」

最終聖火ランナーの大坂なおみ

東京五輪の開会式(23日、国立競技場)で聖火リレー最終ランナーの大役を務めた女子テニスの大坂なおみ(23=日清食品)は閉会式終了後に自身のインスタグラムを更新し、「間違いなく私の今までの人生で最大の功績と栄誉だった」とつづった。

大会前から注目された最終ランナー。スポーツ界のビッグネームも候補に挙がっていたが、それを押しのけて東京大会の〝顔〟となった。大坂は「今の気持ちを表す言葉が見つからないけど」とした上で「感謝でいっぱいです。みんな大好き、ありがとう」とハート付きで締めくくった。

また、開閉会式のエグゼクティブプロデューサーの日置貴之氏は「日本を代表するアスリートでもありますし、彼女は非常にいろいろなメッセージを出して、やっぱり最もふさわしい最終走者だと思いました」と説明。その一方で「多様性と調和」「ジェンダー平等」の判断材料も理由に挙げた。

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