【真夏キャンプどうやって寝る?】ペンドルトン・タオルや40℃越えの砂漠キャンプで快適に眠る寝床アイテムを紹介

アメリカのキャンプライター舟津です。夏休みに入り暑さが日増しに厳しくなってきましたが、先日、筆者が住むアメリカのデスバレー国立公園で54.4度という気温が観測されました。アメリカでは日本では考えられないような気温になることがありますが、そんな中でもキャンプを楽しむ筆者が愛用する夏用寝具アイテムを紹介します。

日中は40℃越えの砂漠キャンプでは寝袋は必要なし!ペンドルトンのオーバーサイズタオル1つで充分

筆者撮影

3カ月前キャンプに行ったときは雪がチラついていたのですが、先日のキャンプ場では日中40度越え。改めてアメリカの国土の広さを感じますが、その分、さまざまな気候に対応したキャンプギアが必要になります。

筆者が夏の寝具として持参しているものは、ブランケット代わりに使用する「ペンドルトンのオーバーサイズタオル」と、もうひとつは「地面からの熱を直接受けないコット」の2つです。

ペンドルトンのオーバーサイズタオルは有能!年中活用できます

筆者撮影

ネイティブ・アメリカンの伝統的な柄が特徴のウールブランド「ペンドルトン」。そこで展開しているタオルは、小型のフェイスタオルから、日本ではなかなかお目にできない縦が178センチあるアメリカサイズのタオルまで様々。

筆者は、このペンドルトンの大きいサイズのオーバーサイズタオルを、夏はブランケット代わりに活用しています。

【ペンドルトン】オススメな点その1:丸洗いできる

暑い時期は寝ている間もとにかく汗をかきます。寝袋の場合、家で丸洗いできないものもありますが、ペンドルトンのタオルは使用後、家で丸洗いできます。

正直、寝るときに30℃を超えていると掛け布団は必要ありませんが、コットが汗で汚れないようにコットの上に敷くこともできます。

【ペンドルトン】オススメな点その2:タオルとしても利用でき荷物のスリム化になる

海や川で水遊びができるキャンプ場は特に夏は人気ですが、ペンドルトンのオーバーサイズタオルは日中タオルとして使用。その後、干して乾かし、寝るときにブランケットにすることができ、タオルを持っていく必要がなく、荷物を削減できます。

また、海やプールで着替えるとき、ラップタオルとしても使用できます。

【ペンドルトン】オススメな点その3:ブランケットしても肌触りがよい

表がベロア調で触り心地抜群!寝るとき顔や肌に触れても心地よく寝れます。

筆者撮影

【ペンドルトン】オススメな点その4:夏だけでなく年中キャンプで活用できる

夏は寝るときのブランケットとして活用。冬はコットの上に敷いたり、焚火のときの防寒用のブランケットとしても使えます。キャンプだけでなく、家のタオルとしても、ソファーのひざ掛けとしても利用できる万能タオルです。

【ペンドルトン】オススメな点その5:デザイン性がありインスタ映えする

ペンドルトンのネイティブアメリカン柄は種類が豊富。色もさまざまあり、キャンプギアの色を統一したい人にもおすすめです。

ペンドルトンの以外の大判タオルは?

■タオルの町、今治の触り心地がよいふんわりした190センチあるタオル

■綿100%のガーゼ生地の大型タオル

【ペンドルトン タオル】ただし、猫を飼っている人は注意が必要!

筆者撮影

ペンドルトンのタオルは、表はベロア調で裏がループ織りになっています。ループ織は水の吸収がよくタオルとしては有能ですが、猫がガリガリするのに丁度よいようで、我が家は猫とキャンプに行きますが、このタオルがガリガリされ、糸が飛び出してきています。

表裏の触り心地が違うのはよいのですが、ループ織は人の爪にも引っ掛かることがあるので注意してください。

暑さは地面からジワジワ伝わる!重要なのが地面からの熱をいかに遮断するか

筆者撮影

寒さに対しては寝袋の保温性が重要になりますが、暑さ対策になる場合、「いかに地面からの熱を遮断するか」が重要になります。

我が家はキャンプのとき筆者はコット、旦那はインフレータブルマットで寝ていますが、先日のキャンプでは、旦那はマットの空気が地面からの熱で温かくなり、暑くて寝れなかったと言っていました。私はハイコットにしていたため、地面からの熱を感じず快適に眠ることができました。

それを踏まえて、夏の暑い時期の寝床は・・・

「地面と距離があるコット」がおすすめ!

筆者が愛用しているモノは、以前こちらの記事でご紹介しましたが、Naturehiki(ネイチャーハイク)の高さが2段階調節できるコットです。

正直はじめは「高さの調節は必要ないかな〜」と思っていましたが、夏の暑い時期はハイコットにすることで、地面と距離をとることができ、その空いた地面とコットの間に空気が流れ、熱を流してくれます。

コットのほかに、自立できるハンモックで寝るのも暑さ対策になります。

暑さ対策に最適なハイコット&ハンモックは?

夏でも快適な寝床向きの高さがあるコット&ハンモックは…。

■組み立てが簡単なユニフレームのハイコット

このユニフレーム のハイコットは、高さが45cmあります。組み立てる必要なく、広げるだけで簡単に設営できる点も魅力です。

■木を使った高級感あるハイランダーのハイコット

高さが46cmあるハイランダーのハイコット。フレームにブナ材が使われ高級感がありますが、15000円以下で購入できコスパも◎。耐荷重も160キロあり、ベンチとしても利用しやすいコットです。

■ハンモックとコットのハーフ!テントファクトリーのハンモックスパイダー

吊り下げ形のハンモックのようなコット。2点式のハンモックと違って4点式で安定感があります。設営は簡単ですが、コンパクトではないのでオートキャンプ向き。

風があればなお良し!猛暑でも工夫してキャンプを楽しもう

地面からの熱を遮断すると同時に、テントの窓を開けて風を通りやすくしたり、扇風機で風を送ることでさらに寝やすくなります。

夏の寝床のポイントは、いかに地面との距離を取るかが大事になります。暑くともできるだけ寝やすいように寝床を工夫して、夏キャンプを楽しみましょう!

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