【函館競馬】カズラポニアンがレコードV

新馬勝ちしたカズラポニアン(撮影・立川敬太)

24日の函館5Rに行われた2歳新馬(ダ1700メートル)は、3番人気のカズラポニアン(牡・宮田=父ヘニーヒューズ)が2番手追走から直線で楽々と抜け出して優勝。2着タイキマクスウェル(牡・伊藤大)に5馬身差をつける圧勝で、勝ち時計1分47秒3は従来をコンマ1秒更新するレコード。注目を集めたアロゲート産駒の1番人気ポイズンアロウ(牡・藤沢和)は砂をかぶって追走に苦労し7着に敗れた。

カズラポニアンに騎乗した横山和は「正直(結果に繋がるのは)次かと思っていました。結果だけを見たら楽勝だけど、直線はいつ後ろから来られるかという走りでまだ頼りなかった。まだまだ全然です。その中で勝ち切れただけに持っているものは相当。トモや精神面もまだまだ。せっかく勝てたので、無理をして(間隔を詰めて次走を)使わないほうがいいかもしれません。結構いいところまで行くと思います」と目を輝かせた。次走は未定。

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