【東京五輪】中国で「開会式に羽生結弦がなぜいない」が物議

羽生結弦

数々の有名アスリートや著名人が参加した東京五輪開会式に、五輪フィギュアスケート男子シングル2連覇の羽生結弦(26=ANA)がいなかったと、中国で物議をかもした。

開会式後、ウェイボーのホットワードで「羽生結弦がいなかった」が上位に。ある人は「仙台出身で五輪を制した荒川静香がいた。グランドスラムを制した大坂なおみが聖火点灯者。仙台出身で(東日本大震災の)被災者で、五輪を2度制し、歴史を塗り替えた羽生結弦は、大役にふさわしくないのですか?」と不満。また羽生がおらず「暗い開会式を最後まで見て損した」という声もあった。

一方で「暗い話題ばかりの開会式に羽生が関わってほしくなかったからいいわ」との声や、また「北京五輪での演技を楽しみにしています」と、前向きにとらえる投稿もあった。

羽生の人気ぶりが改めて証明された格好だ。

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