車中泊派必見! 最初から車中泊仕様が標準装備された「ホンダ フリード+」は買ったその日から車内で寝れる!

旅先での仮眠や、キャンプ場などでの宿泊手段として「車中泊」が盛り上がりを見せている。そんな需要に真っ先に対応したのがホンダのコンパクトミニバン「フリード」の5人乗り版「フリード+(プラス)」だ。フルフラットになる“寝床”の荷室空間に加え、純正の車中泊キットが用意される充実ぶりが嬉しい。家族や親しい仲間と、そしておひとりさまでも楽しい車中泊仕様のホンダ フリード+をじっくりご紹介しよう。

ホンダ FREED+(フリードプラス) CROSSTAR ホンダアクセス用品装着車(アクティブスタイル)[2019年10月18日マイナーチェンジ]

3列シート版だけじゃない! ホンダのコンパクトミニバン「フリード」には車中泊派必見のラインナップも用意される

ホンダ フリード+を用いた車中泊シーンのイメージ

2016年に登場した現行型のコンパクト3列シートミニバン「フリード」シリーズには、荷室空間を充実させた5人乗り仕様「フリード+(プラス)」がラインナップされている。単にサードシートを取り払っただけではなく、荷室を専用設計し、使い勝手を最大限工夫したモデルである。

写真のように低い床とラゲッジボードを組み合わせることで、床下に十分なスペースを確保しつつ、2段で大きな荷物を積むことが出来る

フリード+は、荷室の床面を低くし、テールゲートの形状も変更。開口下部を掘り下げたことで圧倒的な使いやすさを増した。使い勝手を向上させる2段式のラゲッジボードも備わる。

なおこのフリード+の低い床を活用することで、車いすを載せられる福祉車両のベースともなっている。

最初から標準で車中泊仕様が盛り込まれた「フリード+(プラス)」

後席座面を前倒し出来る機能により、背もたれをよりフラットに倒すことが出来る,荷室のラゲッジボードとの隙間をつなぐには、バンドで留められたボードを引き出せばいい
後席座面を前倒し出来る機能により、背もたれをよりフラットに倒すことが出来る,荷室のラゲッジボードとの隙間をつなぐには、バンドで留められたボードを引き出せばいい

そしてフリード+で注目したいのは、最初からすでに標準装備で車中泊仕様となっている点にある。後席背もたれを倒し、ラゲッジの床面とつなぐボードを出せば「おやすみモード」の完成だ。

メーカー自ら「おやすみモード」と命名したフラットな荷室スペースが広がる「フリード+」

写真の通り、大人2人が就寝可能なスペースがあっという間に誕生する。しかも2段式のラゲッジだから、手荷物や旅先での遊び道具などは、床下に収納したままでOKなのも嬉しい。あとはキャンプ用のマットや寝袋さえあれば、明日からでも旅先で車中泊を楽しむことが出来るという訳だ。

車中泊を充実させるアイテムも純正アクセサリーで多数用意される

純正アクセサリーとして用意される「ラゲッジクッションマット」(2万2000円)は車中泊派ならマストアイテムだ

これだけじゃない。フリード+は純正アクセサリーも車中泊を楽しむためのグッズが充実している。

おやすみモードで寝床として活用できる「ラゲッジクッションマット」(2万2000円)や、車外からの視線を遮り、日差しの熱からも守る「プライバシーシェード」(4万1800円)は、車中泊派なら必須のアイテム。

「プライバシーシェード」(4万1800円)は窓ガラス全面を覆うアイテム,プライバシーを守るだけでなく、夏場の日差しも防ぐことが出来て便利だ
「プライバシーシェード」(4万1800円)は窓ガラス全面を覆うアイテム,プライバシーを守るだけでなく、夏場の日差しも防ぐことが出来て便利だ

この他にも荷室頭上の空間を有効活用する「ルーフネット」や「ルーフラック」、そしてサーフィンなど屋外での着替えに有効活用出来る「テールゲートカーテン」など、アウトドア派のツボを突いた様々な便利グッズも多数用意されている。カタログを眺めているだけで旅先のシーンが想像できるほど夢が広がっていく!

「ルーフラック(ネット付き)」1万5400円, 「テールゲートカーテン」2万6400円
「ルーフラック(ネット付き)」1万5400円, 「テールゲートカーテン」2万6400円

見ているだけで楽しくなってくる車中泊仕様の「フリード+」。ガソリンモデルとハイブリッドモデルが用意され、それぞれFF(2WD)と4WDが選択可能だ。価格は218万2400円から304万400円までとなっている。

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:和田 清志・Honda・ホンダアクセス]

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