国内女子ゴルフの「大東建託・いい部屋ネットレディス」3日目(24日、北海道・滝のCC=パー72)、32位からスタートした渋野日向子(22=サントリー)は、3バーディー、1ボギーの70で回り、通算4アンダーの25位と順位を上げた。
1番パー4でいきなりボギースタートだったが、4番パー5、7番パー4と前半でバーディー2つ。後半も10番パー5でバーディーを取り、何とか立て直しに成功した。
ホールアウト後は「スタート(1番)から3パットでオーバーしてしまって今日はこんな感じでいくのかなと。朝からパッティングが合ってないなあというのはありました」と反省が口を突いた。
ただショットには手応えを感じており「グリーンに合わせられるショットが前より増えてきている。その分ボギーも少なくなったので、もっとスコアを伸ばしたい」と巻き返しのためにパットの修正をカギに挙げた。
一方、東京五輪に刺激を受けていることを明かし「大坂なおみさん(23=日清食品)が聖火リレーの最終ランナーを務めた場面は見た。やっぱり3年後のパリ五輪は出たい。一度は日本の代表として五輪に出たい思いが強くなった」とパリ五輪では主役の座を狙う決意を見せた。
また、4位から出た申ジエ(33=韓国)が66で回り、通算14アンダーで首位に立った。