台風6号 久米島、慶良間・粟国の暴風警報は注意報に(7月24日午後8時)

 気象庁によると、大型で強い台風6号は24日午後7時現在、久米島の西北西約290キロの海上を1時間に約10キロの速さで北北西へ進んでいる。久米島と慶良間・粟国諸島に発表されていた暴風警報は、強風注意報に切り替えられた。

 これで沖縄県内に出されていた暴風警報はすべて解除された。

 沖縄本島地方は台風の接近と大潮の時期が重なっているため、久米島では25日にかけて警報級の高潮となる見込み。沖縄本島地方と先島諸島では猛烈なしけや大しけとなっており、25日にかけて大しけの状態が続く可能性がある。

 沖縄本島地方では24日、南東のち南の非常に強い風が、先島諸島では西または南西の強い風が吹き、強風は25日にかけて続く見込み。

 【関連記事】
▼【写真特集】停電、冠水、倒木…遅い台風6号 沖縄直撃(7月23日)
▼【写真特集】なぎ倒されたカーブミラー、倒れた木…(7月21、22日)
▼台風6号のろのろ、なぜ?沖縄気象台に聞く
▼【写真特集】沖縄、過去の最強台風を振り返る 風速80メートル超は2回
▼4連休初日、台風で人出まばら 大型店はにぎわいも
▼台風襲来!そのとき沖縄県民は…居酒屋で「ヘクトパスカル」?
▼台風勢力のバロメーター!? ユニオンに台風接近時の営業判断を聞いてみた
▼沖縄県民のシーチキン愛なぜ?「ツナの恩返し」も

© 株式会社琉球新報社