瀬戸大也予選落ちでネット〝案の定展開〟 池江璃花子、内村航平も敗退で「見どころが…」

左から池江、瀬戸

本格的に競技がスタートした24日、競泳では注目選手がそろって姿を消した。

競泳男子400メートル個人メドレー予選では金メダル候補と目された瀬戸大也(27)が4分10秒52でまさかの決勝進出を逃した。

予選4組で登場した瀬戸は最初のバタフライでトップに立つと、背泳ぎ、平泳ぎとリードを守ったが、自由形のラスト50メートルで4選手に逆転を許してしまった。

瀬戸は組5位、全体9位で上位8人で行う決勝に駒を進めることができず、レース後は「ちょっと信じられないです」と言葉を絞り出した。

大会前には一部週刊誌で不倫スキャンダルが報じられたこともあり、SNS上では案の定「不倫でリズムを崩した」「やっぱりダメじゃん」と辛らつな声が殺到。

アスリートである以上、こうした声にも打ち勝たなければならない。瀬戸は200メートル個人メドレーと200メートルバタフライにも出場する見込みで挽回を誓う。

一方、白血病から復帰して挑んだ池江璃花子(21)は女子400メートルリレー予選に出場。予選2組の第2コースの日本は五十嵐千尋、池江、酒井夏海、大本里佳の順番で臨んだが、この組5位の3分36秒20に終わり、全体9位で決勝進出はならなかった。

池江は悔しさをにじませつつも「この舞台で、このメンバーで戦えて、楽しかった」と感想。今大会、リレー種目に専念しており、400メートルメドレーリレー、混合メドレーリレーにも出場する可能性がある。

このほか、体操では鉄棒に絞って3大会連続金メダルを狙った内村航平(32)が落下。種目別決勝に残れず、個人総合2連覇の「キング」がわずか1度の演技だけで今大会から姿を消した。

ネット上では「どんどん見どころなくなっていくんだが…」「日本大丈夫か?」と心配する声が飛んでいる。

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