上越市西本町3の直江津ショッピングセンターエルマールで25日まで、グランドオープン1周年を記念した「エルマール旬の味覚マルシェ」が開かれている。地元農家の新鮮な野菜や産直グルメ、料理店によるコラボ食堂、茶やスイーツ、キッチンカーなどが出店している。開場時間は午前10時から午後4時まで。
1階イベント広場では、柿崎区の農家でつくる「柿崎を食べる会」が新鮮な夏野菜やコメから育てた日本酒、特製マカロンなどを販売。新潟市西区の朝どれ枝豆なども並ぶ。会場では「新潟お茶フェスティバル」も同時出店。上越市や妙高市など県内9店が茶やドリンク類を提供している。
2階のOpen MUJI(オープン・ムジ)横キッチンでは「コラボ旬食堂」として、オステリアサカヅメがライスコロッケやジェノベーゼ、わすけが柿崎旬弁当を販売している(チケット制)。西口広場にはキッチンカーが集合。かき氷やグリル料理を目の前で調理、提供する。
柿崎を食べる会代表の長井慎也さんは「多くの人に柿崎の食材を食べ、柿崎を知ってほしい」、オステリアサカヅメ店主の坂詰幸雄さんは「リニューアルでイベントが増え、新たな客層や楽しそうな客が店にも増えた」と期待。イベントを企画した、マルケーエスシー開発の小股都子さんは「無印良品出店とエルマールリニューアルから1年。地域の人たちに支えられて実感している。これからもさまざまなイベントで、直江津を盛り上げたい」と先を見据えた。