レッズ勝利 後半戦初安打の秋山翔吾は好守で勝利に貢献

【カージナルス3-5レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

地区2位のレッズと3位カージナルスの直接対決3連戦の第2戦は、ハリソン・ベイダーのタイムリーでカージナルスが先制したものの、レッズが2本塁打などで5点を奪って逆転勝利。レッズ先発のルイス・カスティーヨが7回4安打1失点(自責点0)の好投で今季4勝目(10敗)をマークした。カージナルスはヒット性の打球がヒットにならない不運もあり、2連敗で再び借金生活。2番手T・J・マクファーランドが7回裏に浴びた2ランが痛かった。

1点ビハインドの2回裏に秋山翔吾の内野安打から二死1・2塁のチャンスを作ったレッズは、ジェシー・ウィンカーの2点タイムリー二塁打で逆転に成功。5回裏にジョーイ・ボットーが13号ソロ、7回裏にウィンカーが20号2ランを放ち、リードを広げた。8回表にノーラン・アレナードのタイムリー二塁打などで2点を返されたが、一死1・2塁からベイダーの痛烈な打球が三塁エウヘニオ・スアレスの正面に飛ぶ幸運にも恵まれ、さらなる得点を阻止。2点リードの9回表はクローザーのヒース・ヘンブリーが三者凡退に抑えた。

秋山は「8番・センター」でスタメン出場して2回表の第1打席で後半戦初安打となるショートへの内野安打を放ったが、その後はセカンドゴロ、サードライナー、ショートフライで4打数1安打。今季の打率は.198、OPSは.506となった。ただし、今日の見せ場は7回表に見せたファインプレー。二死1塁からディラン・カールソンが放った右中間への大飛球をフェンスにぶつかりながらも好捕し、カスティーヨは両手を掲げて秋山の美技を称えた。

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