ウエンツ瑛士 過去の言動を反省する難しさを吐露「どのように示していく必要があるのか」

ウエンツ瑛士

タレントで俳優のウエンツ瑛士(35)が25日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」にゲスト出演。ドタバタ辞任&解任劇が続いた東京五輪の開会式について言及した。

東京五輪開会式直前に過去の“障がい者いじめ自慢”で音楽担当・小山田圭吾が辞任。演出担当の小林賢太郎氏もかつてホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)をネタにコントをしていたことが判明し、解任された。

出演したウエンツ瑛士は「お二人がやってしまったこと、言ってしまったことはまったくふさわしくない。糾弾されるべきものであることは大前提」としつつも、問題について「反省しているか、してないか」という点に着目した。

小山田の姿勢に対して、SNS上の「反省しているところが見えないから辞めさせるべきだ」との声に「でも、本当に反省って心の中でしている反省もあるし、表立ってしている反省もあるし…。反省というものをどこで示せば、この先成り立つのかなと」と反省の難しさを告白した。

自身のバラエティーでの経験を踏まえ、ウエンツは「昔だったら、もっとジェンダーのこととかいろんなことを(自分も)言ったと思うんですよ。僕もハーフという立場で、言われたこともいっぱいあったし」と回顧。

続けて「それを反抗もせず、笑ってごまかしたこともいっぱいあって。そこで僕が反省してるか、反省しているんだったら、行動で示さないといけないのか。でも、示したら示したで反省アピールかということもあるだろうし。今後の立ち居振る舞いとして、自分が改善しました、改心しましたというのをどのように示していく必要があるのか、すごく考えさせられました」と話した。

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