五輪で共闘!中村俊輔が明かす中田ヒデの「器が大きいFK」エピソード

東京オリンピックでメダル獲得を目指すU-24日本代表。史上最強との呼び声も高いが、2000年のシドニー大会も日本五輪史上に残るメンバーを揃えていた。

フィリップ・トルシエ監督が率いたチームが擁していたメンバーは遠藤保仁、稲本潤一、中村俊輔、中田英寿、高原直泰ら。

予選は12試合無敗で突破を決めており、本大会出場が決定したカザフスタン戦では中村俊輔が見事なフリーキックを決めている。

後年、俊輔は五輪予選を振り返るJFAのプレイバック企画で中田ヒデとのこんなエピソードを語っていた。

中村俊輔

「あの時、ヒデさんと横並びになって…。

国立のスタンドからヒデさんコールがあったなかで、ヒデさんは器が大きいので、僕に譲ってくれて、『お前、蹴れ』って言ってくれたので。

僕が蹴ったら、見事にGKがヒデさんが蹴るであろう方向・逆に動いたので、僕は枠に入れるだけだったんで」

国立に詰めかけたサポーターからはヒデのフリーキックを願う声援が飛んでいたものの、お前が蹴っていいと譲ってくれたそう。

【動画】どっちがすごい!俊輔vsヒデ、全盛期の神フリーキックシーン

なお、そのカザフ戦は日本が3-1で勝利している。

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