【東京五輪・卓球】水谷「最高としか言えない」伊藤「やりたい放題にやった」水谷、通算3種目の五輪メダル確定

<東京五輪卓球競技 7月24日~8月6日 場所:東京体育館>

25日、東京五輪卓球競技の混合ダブルス準決勝が行われ、日本の水谷隼(木下グループ)/伊藤美誠(スターツ)ペアが、ゲームカウント4-1でチャイニーズタイペイペアに勝利し、銀メダル以上を確定させた。

これで水谷はリオ五輪の団体銀、シングルス銅に続き、混合ダブルスでの銀メダル以上と通算3種目のメダルとなった。

決勝は26日の21時より許昕(シュシン)/劉詩雯(リュウスーウェン)の中国ペアと激突する。

写真:許昕(シュシン・中国)・劉詩雯(リュウスーウェン・中国)/提供:ロイター/アフロ

試合後のコメント

決勝進出について

水谷:ありがとうございます。最高としか言えないです。

伊藤:すごく楽しかったです。ほんとにやりたい放題にやって、すごく自分たちらしいプレーをすることができたので、ほんとに楽しかったです。

試合を振りかえって

水谷:最初から最後までシーソーゲームで、今日彼女のプレーがほんとに素晴らしくて、最後もう託したというか、彼女に任せる思いでプレーしました。

水谷さんから託したという言葉がありました

伊藤:もうほんとに今日自分の足もすごく動いてましたし、感覚もすごく良かったので、私もなんでも入るかなって思ったので、水谷選手がまずしっかりコースをついてくれて、あとは相手選手にも100%の力で打たせないというプレーができたので、すごくそれが自分たちらしくて良かったかなと思います。

3試合通じてお互いの存在は

水谷:今日の準々決勝で本当に苦しい試合の中、お互いが諦めないで最後の1本まで戦えたってことはお互い成長したと思いますし、この勢いのまま決勝も頑張りたいです。

決勝の相手は中国

伊藤:ほんとに久しぶりの対戦ですごく楽しみですし、まだ1度も勝ったことがないので、とにかく思い切って楽しんで勝ちたいです。

メダルを確定させたことについて

水谷:今回、推薦ということで僕はミックスダブルスに選んでいただいて、選んだ時に「絶対に自分を選んだことを後悔させない」とSNSでいったので、それを達成できてちょっとホッとしてます。

次も期待して良いでしょうか?

水谷:はい、期待していてください。

混合ダブルス勝ち上がり

1回戦

〇水谷隼/伊藤美誠 4–1 ステファン・フェゲル/ソフィア・ポルカノバ(オーストリア)
11-5/8-11/11-9/11-4/11-4

準々決勝

〇水谷隼/伊藤美誠 4–3 パトリック・フランチスカ/ペトリッサ・ゾルヤ(ドイツ)
11-8/5-11/3-11/11-3/9-11/11-8/16-14

準決勝

〇水谷隼/伊藤美誠 4-1 林昀儒/鄭怡静(チャイニーズタイペイ)
11-9/6-11/11-9/11-6/11-6

決勝(26日21時開始予定)

水谷隼/伊藤美誠 – 許昕/劉詩雯(中国)

文:ラリーズ編集部

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