【東京五輪】堀米雄斗が着用したユニフォームの高額転売相次ぐ 金メダル効果で相場が急騰

スタイリッシュないで立ちも注目されている堀米雄斗(ロイター)

東京五輪のスケートボード・男子ストリートで25日に金メダルを獲得した堀米雄斗(22=XFLAG)の人気に〝転売ヤー〟が群がっている。

堀米が競技中に着用していたのは「ナイキSB」の日本代表公式ユニフォームだ。スケーターたちからも高い人気を誇るオランダ人アーティストのピエット・パラがデザインを担当している。

このユニフォームは価格は税込1万2100円で、20日の発売からこの日までナイキのオンラインストアには在庫が残っていた。だが、堀米が金メダルを獲得すると、一気に購入が殺到したのかあっという間に完売した。

24日まではフリマアプリなどでも定価以下で取引されていたが、この日になると相場も一気に急騰。「メルカリ」などでは2万円以上で取引されるようになり、なんと定価の倍の値段での出品もされている。またスニーカーや人気ブランドのアパレルを専門で扱うフリマアプリ「スニーカーダンク」ではわざわざ同商品に「スケボー堀米雄斗選手着用」と記述が加わり、この日から人気商品の1位にランクインした。

イケメンの誉れ高い堀米には多くのブランドがスポンサーにつくなど、ファッション業界からの注目も高い。こぞって買い占めた高額で出品する転売ヤーのアンテナの鋭さには舌を巻くばかりだが、改めて堀米と東京五輪の影響力の大きさが証明された格好だ。

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