ジャパンデー開催もレッズ敗戦 途中出場の秋山は無安打

【カージナルス10-6レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

レッズはカージナルス3連戦の最終戦で「ジャパンデー」を開催したが、4回表に大量7点を奪われ、6対10で敗戦。3連戦のスイープを逃し、3位カージナルスとのゲーム差が1.5に縮まった。ポストシーズン争いに踏みとどまるためにスイープだけは回避したかったカージナルスは、打線が4本塁打を含む12安打10得点と機能し、大きな1勝をゲット。ちょうど100試合を消化した時点で勝率5割復帰(50勝50敗)を果たした。

1回表にタイラー・オニールの17号2ランで先制したカージナルスは、1回裏に先発のヨハン・オビエドがジョーイ・ボットーに14号逆転3ランを被弾。しかし、4回表にトミー・エドマンのタイムリー二塁打で同点とすると、ハリソン・ベイダーに8号3ラン、ディラン・カールソンに10号2ランが飛び出し、一挙7得点のビッグイニングでリードを奪った。その後、9対6と3点差まで追い上げられたものの、9回表にノーラン・アレナードが20号ソロ。4点リードの9回裏はクローザーのアレックス・レイエスが三者凡退に抑えた。

「ジャパンデー」が開催されたにもかかわらずベンチスタートとなったレッズの秋山翔吾は、9回表開始時の投手交代に伴うダブルスイッチでセンターの守備に入って途中出場。4点ビハインドの9回裏二死走者なしの場面で打席に入り、初球を捉えたが、セカンドゴロに倒れ、試合の最後の打者となった。1打数0安打で今季の打率は.196、OPSは.501となっている。

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