【ソフトボール】藤田が好投も米国にサヨナラ負け 決勝でのリベンジへ「やってきたことを全てぶつける」

オーストラリア戦で2ランを放った藤田

東京五輪のソフトボール1次リーグ最終戦が26日、横浜スタジアムで行われ、日本は米国に1―2で敗れた。

すでに27日に予定されている決勝へ駒を進めている両チーム。ともに一部主力選手を控えに回すなど、探り合いながらの一戦だったが、藤田倭投手(30=ビックカメラ高崎)が好投を見せた。

初回に先制点をもらった藤田は、コーナーに投げ分ける抜群の制球力を武器に、米国打線を手玉にとる投球を披露。6回一死までノーヒットに抑えたが、二死一、三塁のピンチで左前安打を許し、同点とされた。さらに、7回無死からサヨナラ本塁打を献上し、無念の敗戦となった。

ただ、本当の勝負は明日の決勝。藤田は「最後に負けてしまったんですけど、この経験を大事に、次につなげていきたい」と振り返った上で「明日(27日)は泣いても笑っても最後なので、今までやってきたことを全てぶつけられるように、全員で一つになって頑張っていきたい」と決意を述べた。

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