西武メヒアが退団 コロナ禍で家族の入国制限変わらず「仕方ない」渡辺GM

西武退団が決まったメヒア

西武は26日、エルネスト・メヒア内野手(35)の退団とそれに伴うウエーバー公示手続きの完了を発表した。

現在、自宅のある米国に帰国中のメヒア本人からの希望によるもので、長引くコロナ禍により家族への入国が許可されないストレスが今回も直接の原因のようだ。

メヒアは「いま世界中がとても困難な時期であり、世界の反対側から日本に来た私にとって家族がいないことは本当に大変でした。残りの2021年シーズン、チームメイトの活躍を祈念し、チームメイトが健康で、力強くフィニッシュし、優勝できることを願っています。ライオンズファンの皆さん、2014年から長きにわたり熱いご声援をいただき本当にありがとうございました。皆さまには私の想いをご理解いただければ幸いです。家族を優先しなければならないということをお詫び申しあげます。これからもライオンズをずっとずっと応援し続けてください、私も異国の地から応援しています」とファンにメッセージ。

渡辺久信GMは「2014年から8年ほどライオンズで一緒に戦ってきましたので、退団することになりすごく残念です。ただ、ご家族のことが一番の理由とのことでしたので、これは仕方ないことだと思います。性格も良くて、日本の野球をリスペクトしてくれていた選手でした。とても感謝しています」と優良助っ人への感謝のコメントを発表した。

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