松山千春 五輪開会式の演出に納得いかず「もう反省会ですよね。大反省会!」

松山千春

歌手の松山千春(65)が、25日夜の冠ラジオ生番組「松山千春のON THE RADIO」で、先週末の東京五輪開会式に言及した。

開会式で、歌舞伎俳優・市川海老蔵の演出も納得いかなかったようだ。

「隣でジャズピアニストが弾くんだけど、あれいらないな。あれはもう歌舞伎の世界でドッと入ってもらいたいよな。んでできるんなら、その後に舞子か芸子さんあたりがな、もうホントに100人ぐらいな、全部着物着てダ~ッっと出てくるような。ほんで桜かなんかの花を持ってたりなんかしてな。そういう演出があったんじゃないかなぁ」

さらに、松山は長丁場となった開会式にも「ダラダラダラダラとワケの分かんないような(演出で)なぁ、まぁビックリしてしまいます」と不満をこぼした。

特に長すぎた五輪組織委員会の橋本聖子会長とIOCバッハ会長の挨拶については「重複してる内容がいっぱいあるし、あれ、ちゃんと打ち合わせでさぁ、『お前これ言えよ、俺これ言うから』とかな、なんかあってもよかったんじゃないかな」と指摘。見ていて「これいらないな。あぁ、こんなとこで子供や大人たちが集まってて、こんなことする必要もないのになぁっていうところもあった」と続けた。

その後も松山は「ワケの分かんないなぁ劇団ひとりが出てきてさぁ、クサイ演出でな。あれ、世界の人分かってたんだろうか?」「演出を担当した連中はな、ちょっともう反省会ですよね。大反省会!」と、毒舌は止まらなかった。

© 株式会社東京スポーツ新聞社