竜星涼主演で「家、ついて行ってイイですか?」がドラマ化

テレビ東京系で放送中の人気ドキュメントバラエティー「家、ついて行ってイイですか?」(水曜午後9:00)がドラマ化。8月14日からサタドラ ドラマ「家、ついて行ってイイですか?」(土曜午後11:25)として連続ドラマとしてスタートする。

ドラマは、終電を逃した人などに「タクシー代をお支払いするので、家、ついて行ってイイですか?」と番組ディレクターがお願いし、同意を得られた人の住居を訪問してインタビューするという本家のバラエティー番組で実際に放送され、話題を呼んだ回を映像化するもの。

主人公の番組ディレクター・玉岡直人演じるのは竜星涼。また、第1話ゲストとして、志田未来が出演する。

竜星は、出演にあたり「まさかドラマ化するとは思っていなかったので、素直にびっくりしましたし、どういうふうになるんだろう?とワクワクしました。本家はドキュメンタリーに近いので、その人たちの人生を見ている感じで、ふと見入ってしまいますよね。もちろんドラマを作る上では台本がありますが、ドキュメンタリーならではのヒヤヒヤ感は出していけるようにと思いながらお芝居をしました」とコメント。

また、本作は本家のディレクターが一部演出を担当しており、「ディレクターさんとは一心同体で、本当に興味深い話をたくさん聞かせていただきました。たくさんの方に取材をして、その珠玉の1本が放送されているんですよね。皆さんの熱量といいますか、テレビで見ている以上に大変なことを夜中からやっているというのを肌で感じながら演じさせていただきました」と、二人三脚で役柄に臨んでいることを語った。

一方、「バラエティーの『家、ついて行ってイイですか?』が好きでよく拝見していたので、どのエピソードがドラマ化されるのだろうと期待が膨らみました」と語る志田が演じるのは、3年半同棲している彼氏が2年間記憶喪失という取材対象者の女性・湊久美子。

志田は「ドキュメンタリーパートでは、カットをかけず一連で撮影していたので、本当にバラエティーを撮ってるような感覚の中で撮影をさせていただきました。その中でも、竜星涼さん演じるディレクターの質問に『普通』に答えることが普段のドラマの撮影と違い、難しく大変な部分でした」と、本作ならではのリアリティーあふれる演出に対する苦労を明かした。

さらに、ドラマ化にあたり、本家バラエティーでMCを務めるビビる大木、おぎやはぎ・矢作兼からもメッセージが寄せられており、「このドラマのよさは、題材が全部実話ということなので、そこが見ものです! バラエティー本編の取材の時に話してくださいよ!っていうネタもあるかもしれないですし、楽しみです」(大木)、「もともと見てた回がドラマになっていたら二度おいしいですよね。俺も見てみたい! どうやって作り直すのかなって思います。俺たちが見てるVTRは20分くらいだけど、このドラマで台本を書く時に、取材を何時間もして、いろんなバックボーンを知るわけだから、もともとの放送されたものより良いっていうパターンもあるかもしれないですね」(矢作)と期待。

そんなメッセージを受けて、竜星は「ドラマも基本的には過酷です…! スタッフの方たちは僕たち以上に早く来てスタンバイしたりしますので、そうやってみんなで頑張った作品を、少しでも多くの方に見ていただいて感想をもらえることが、僕たちが頑張った証というか喜びだったりするので、まずはたくさんの方に見ていただけるように、作品が終わるまでは逃げずに頑張りたいと思います!(笑)」と意気込みつつ、「実際にあった話の中から厳選したドラマチックなストーリーを実際にドラマ化させていただいて、ドラマ以上に濃いドラマチックな内容がめじろ押しです。本家を好きなファンの方も、これから新しく見てくださる方も、ぜひそれを見ながら予定調和じゃない“人の人生”の魅力を感じていただいて、それを自分の人生に置き換えて明日からまた新しい一歩を踏み出していただけたらうれしいなと思います」と呼び掛けている。

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