台風8号 27日(火)の午後 東北から関東に接近、上陸のおそれ 荒れた天気に警戒を

 台風8号は、日本の東を北西へ進み、27日(火)の午後には東北から関東に接近し、上陸するおそれがある。東北と東日本では土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、暴風や高波に警戒・注意が必要だ。
 上陸すると、2019年10月の台風19号以来となる。

 台風8号は、26日(月)の午後3時には日本の東海上にあって、1時間におよそ30キロの速さで北西へ進んでいる。中心の気圧は992ヘクトパスカル、最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルだ。
 台風は今後、日本の東海上を北西へ進み、27日の午後には東北から関東に接近し、上陸するおそれがある。28日(水)には日本海に進み、温帯低気圧に変わる見込み

<大雨・雷・突風>

 東北と東日本では、台風8号の影響で、大気の状態が非常に不安定となり、28日にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある。
 土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意し、竜巻などの激しい突風や落雷に注意が必要だ。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めたい。

<暴風・高波>

 関東の海上では、非常に強い風が吹き、しけとなっている所がある。東北と関東甲信では、台風8号の影響で、27日にかけて非常に強い風が吹き、27日はうねりを伴った大しけとなる所がある。うねりを伴った高波に警戒し、暴風に警戒・注意が必要だ。

<高潮>

 東北と関東甲信では、台風の接近・通過に伴って潮位が高くなるため、27日にかけて高潮に注意が必要だ。

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