【新日本】IWGP世界王者・鷹木 9・5メットライフでEVIL迎撃「最低の気分にさせてやる」

EVILとの防衛戦が決まった鷹木

新日本プロレスのIWGP世界ヘビー級王者・鷹木信悟(38)が9月5日メットライフドーム大会でEVILとのV2戦に臨むことが26日に決定した。

鷹木は25日東京ドーム大会で、飯伏幸太の代わりに挑戦した棚橋弘至との激闘を制し初防衛に成功。だが、試合後のリング上でEVILの襲撃を受け遺恨が勃発していた。

この日の一夜明け会見では「それにしても昨日の棚橋弘至はすごかったなと、改めて振り返ると。『さすがエースだな』『さすが逸材だな』と」と、緊急出撃で底力を証明した棚橋を称賛しつつ「結果的にこのベルトをかけてオカダ(・カズチカ)、棚橋と連破したので。このことはプロレス界にとっても大きなできごとだと思うし、俺自身としても記録にも記憶にも残しておきたい」と勝ち誇った。

しかし、話題がEVILになると表情が一変。「最高の舞台で、最高の相手と、最高の戦いができて、最高の気分だったんだけど、一瞬にしてね。クソEVILのせいで最低の気分になった」と怒りをあらわにした。

ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの同門だったEVILは昨年7月にバレットクラブに加入。ダーティファイトで新日本マットを荒らしまわっている。鷹木は「なにがやりたいのか見えて来ないんだよね。LIJに対しても『お前ら腐りきってるんだよ』って言ってるけど、どこが腐りきってるのか具体的に言ったわけじゃないし、俺らにも伝わってこないし薄っぺらいなと。『ベルトの価値が落ちてる』? 逆だろ。お前が取ったらこのベルトの価値が落ちてしまうしね。(話が長すぎて中略)何が何でもEVILには負けるわけにはいかないし、負けるわけないと思ってる」と、長々と相手を酷評した上で必勝を誓った。

さらに前日の試合後のリング上でEVILがベルトを放り投げたせいで一部破損してしまったことを告発。「しっかりアイツ叩き潰して、修理代もEVILに払ってもらわないと。メットライフドームでは、逆に! EVIL、お前を最低の気分にさせてやるよ」と宣戦布告していた。

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