【新型コロナ】川崎で新たに168人感染 福祉職員や市立小児童らが家庭内感染

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は26日、10歳未満~100歳以上の男女168人の感染が新たに確認されたと発表した。中等症7人、軽症156人、無症状5人で、半数以上の127人の感染経路が不明だった。

 市発表の感染者は累計1万6701人となった。

 新たに東京都内の有料老人ホームの利用者で、いずれも都内在住の80代~100歳以上の男女6人の感染が確認された。

 家庭内感染では市内の福祉施設に勤務する40代の女性職員や、市内の市立小学校に通う10代の男子児童らの感染が確認された。

 年代別では、20代が最多の52人、30代42人、50代29人、40代19人、10代14人、60代4人、90代3人、10歳未満・80代が各2人、100歳以上が1人だった。

 居住地別では川崎区28人、中原区27人、高津区21人、多摩区17人、宮前区12人、幸区10人、麻生区5人、横浜市30人、藤沢市3人、茅ケ崎市2人、寒川町1人、東京都12人だった。

 川崎市によると、感染経路が分かっている人のうち、家庭内感染は16人、陽性者との接触者は25人だった。

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