東京五輪で祝日変更 横浜の駐輪場、設定ミスで無料の日に料金徴収 申し出で返還

横浜市役所

 横浜市は26日、市営自転車駐車場1カ所で、本来は無料で利用可能な祝日に料金を徴収するなどのミスがあったと発表した。今年は東京五輪に合わせて7月の祝日が例年と異なっていたが、電磁ロック式機器の設定を変えていなかった。海の日(22日)とスポーツの日(23日)の利用者が申し出れば、利用料(1回80円)を返還する。

 市によると、設定ミスがあったのは中山駅南口第二自転車駐車場(同市緑区)で、22~23日に計1万6480円を誤徴収した。また、平日だった19日が祝日設定になっていたため、1万2560円が未徴収となった。未徴収分は請求しない方針。

 同駐車場は、市S&Cパーキング共同事業体が管理運営。22~24日に利用者から指摘があり、発覚した。

 利用料返還の問い合わせは、同事業体電話(0120)929293(月~金、午前9時~午後8時)、電話(0120)060698=時間外。

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