県内4校部員が設営作業 29日からインハイ弓道  会場の謙信公武道館で

 全国高校総合体育大会(インターハイ)弓道競技が開かれる謙信公武道館(上越市戸野目古新田)で25、26の両日、県内高校生による会場設営作業が行われた。

大会ののぼり旗を搬出する上越総合技術高の弓道部員たち(26日)

 設営作業には上越総合技術高、高田高、新潟高、新潟江南高の弓道部員約80人が参加。27日から始まる公式練習に先立ち行われた。仮設道場の設営をはじめ、テーブルやのぼり旗、手指消毒用の噴霧器といった資器材の搬入作業などを手分けして行った。

 上越総合技術高の田村祥多朗君(3年)は「仲間たちが大会をやるので、最高の舞台でやらせてあげたい。遠く(新潟市)から高校生が来て、一緒に作業をしていることはすごいことだと思う」と話し、男子団体戦に出場する同校の選手たちへの思いを語った。

 大会は29日から8月1日まで行われ、上越、長岡、三条地区の高校生が補助員として参加。上越地区は弓道部員以外も参加する。

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