「香川照之の昆虫すごいぜ!」今年の夏は“カミキリムシ”を捜索。「奥の深さを見てほしい」

香川照之が、“カマキリ先生”に扮(ふん)するNHK Eテレの人気“昆虫番組”「香川照之の昆虫すごいぜ!」。8月9日(午前9:00)の放送では、「カミキリムシ」を取り上げる。

同番組は「人間よ!昆虫に学べ」をテーマに、香川がカマキリの着ぐるみ姿のカマキリ先生となり、大好きな昆虫の生態を紹介する教育番組。日本に生息するカミキリムシは、およそ850種、最大種のシロスジカミキリや、白黒のゴマダラカミキリなどが知られている。種類が多いカミキリムシは、甲虫の中でも多彩な色も魅力だ。少年時代、カマキリ先生の自宅の庭にカミキリムシがよく来たそうだが、今では都会で見かけることが少なくなったカミキリムシを捜索開始する。

多種多様なカミキリムシの中でも、カマキリ先生が別格としているのは青く輝く、ルリボシカミキリ。切手のデザインにも選ばれた瑠璃色で涼しげな美しいボディー。しかし、標本にしてしまうと、なぜか色あせてしまう刹那な的な美しさがあるカミキリムシだ。今回、カマキリ先生はなんとしても生きたルリボシカミキリを捕まえて、その美しさを子どもたちに伝えたいとやる気満々。果たしてゲットなるか? カマキリ先生の熱い授業に注目だ。

香川は「夏っていうと、メジャーな虫の授業でやってきたけど、甲虫の中ではカブトムシ、クワガタと来たら、もうカミキリムシは避けて通れないんですよ。もうこれ三段論法みたいなもんで、去年の夏はクワガタをやりました。今年の夏はやっぱりカミキリムシが授業の順番ですよ」とカミキリムシにスポットを当てた理由を伝える。

そして、「カミキリムシって、先生は人気のある虫だと思うんだけど、この夏はぜひ手に取って観察してほしい。捕まえると、逃げようとする時にキーキーキーという音を出す、聞いたことある子も、聞いたことない子も、何だろうな、思い入れを持てると思うんですよ。カミキリムシの魅力は音なんだよね。この音をよい子のみんなに聞かせるために、先生は今回も虫捕りを頑張ります。なるべくたくさんの種類を捕まえるからカミキリムシの奥の深さを見てほしいですね」と張り切っている。

また、8月14・21・28日の3週にわたり「カマキリ先生といた夏は ベスト・オブ・すごいぜ!を打ち上げ祭」(午後2:30)が放送。2016年の番組スタートから昨年度までに放送した18作から、カマキリ先生がもう一度届けたい授業を10作選び、未公開映像も交え、振り返りながら学びを深めていく。

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