巨人・原監督が五輪漬け 女子ソフト・宇津木監督の采配に「すごいな、決断力」

侍ジャパンとの強化試合を終え帰京した原辰徳監督

巨人の原辰徳監督(63)が日本勢が熱戦を繰り広げる東京五輪に夢中だ。

侍ジャパンとの強化試合(25日)を終え帰京した原監督は、自ら「ソフトボール宇津木さん、凄いな。決断力」と切り出すと「(24日、イタリア戦で主将・)山田(恵里)選手(の3打席目)にピンチヒッターを出したんだよな。それであれだけ(25日、カナダ戦でサヨナラ打の)活躍だからな。そういう心理というのは、後藤(希友)さんの継投なんて凄いな。(ベンチで)落ち着いているしね」と宇津木監督のベンチワークに注目しているという。

また本命視されながら結果を残せていない選手も参考になるという。「もしそれを超えたら凄いよ。それは凄い。(予選落ちで)一回レールから外れると、勢いから外れると、それで勢いをつけるのは大変。だから勢いというのは大切なんだよ。だからリズム、流れは大切」と分析すると「人生もそうじゃん。小難、小さな難で進む。いいことばっかりじゃないから。小難、小さな難と考えることができるか」とリカバリーの大切さを痛感していた。

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